2008.1.26
元毎日新聞論説委員で仏教経済学に関心をいだかれている安原和夫さんのブログ「安原和雄の仏教経済塾」で「危険な「遺伝子組み換え」作物 遅れる最大輸入国日本の対抗策」と題する詳しい解説をいただきました。安原さんは、1月17日の循環型社会研究会セミナーの上映会(東京・京橋)でご覧いただきました。2007.3.16
- 今まで遺伝子組み換え食品について、何となく悪いだろうなとしか思っていなかった。今回映画を観て悪いという確信に大分近づいた。あと、数年後には日本の米が危険な状況になるなんて、恥ずかしながら知らなかった。また、遺伝子を操作するのは、恐ろしいことだと思った。
(20代 女性)
- GM作物からWTO 政治的な裏の構造までを見事に網羅した作品だと感じました。逆にいえば、食べ物ひとつとっても、社会や政治など世界の動きと切り離せない実態を見せられました。その分、突きつけられた現実の切迫が胸に響きます。有機農研のことをもっと知りたいと思いました。
(30代 男性)
- 遺伝子組み換えのことは、ほとんど知らなかったので衝撃的でした。これから、いろんな人に、この問題と対策を伝えていきます。ありがとうございます。
(30代 女性)
- 何度も観ないと分からないと思った。が、相当な危機がもうすぐ目の前にあるのを知った。これは回りに知らせてゆかねば?
(40代 女性)
- 難しい言葉がたくさんありましたが、映像とか音とか雰囲気と、安田さんの話とチラシで何となく分かった。遺伝子組み換え食品とか、その会社はよくないなと思った。けど、そこで働いている工場のおばちゃんとか、おじさんとか外国人労働者のことを考えると、そんな会社なくなればいいとも思えない。政治家の(希望のある)いい人を知りたい。
(30代 女性)
- とても興味深かったです。遺伝子組み換えは悪いと個人個人では感じているはずなのになぜか広まってしまう現社会のシステムの悪い所がとても分かりやすくまとまっていました。
(20代 男性)
- 多少は聞きかじっておりましたが、やはり映像は、映像の強烈さがあります。メキシコに1年留学し、人生の1年間はトウモロコシ生活でしたから、思いも深いです。(最近はポップコーンも食えないし)最後に希望が見えたのが救いでした。日本の消費者ももっとパワーをもたないといけないですね。MN企業は徹底して不買すべし。
(50代 男性)
- ぼんやりと知っていた内容であったけれど、もう少しこの奥に入ることができた。しかし、新たな疑問がまた色々と出て来たので、本を購入してもう一度さらってみたい。
(30代 男性)
- よくまとまっていると思う。10年位前にもこうしたドキュメンタリーをNHKでは放送していたのを見ましたが、最近は無理かなと思っています。
(40代 男性)
- 分かりやすい映画だった。漠然と知っていた技術のことをよりキチンとしることができた。
(40代 女性)
- 遺伝子組み換えの全体像がよく分かった。
(50代 女性)
- とても分かりやすく勉強になった。
(30代 男性)
- 分かりやすくためになった。
(20代 男性)
2007.1.25
- 弘前大学農学生命科学部でもバイオテクノロジーの授業をやっていますが、そこでの授業では教授が「GMは食糧問題を解決できる」「GM食品での健康被害は今のところない」とGM賛成的な意見を述べていましたが、このDVDでは、その論をくつがえしていて驚きました。自分でよく考えてみれば分かることでした。モンサント社のお偉いさん達は日常何を食べているのでしょうか、聞きたくなります。自分で考え、購買していこうと思いました。
(学生 女性)
- 種子、生物(牛・魚にいたるまで)の遺伝子に手を加えることのこわさを実感しました。アメリカで大豆、トウモロコシを組み換えした原料が何の意味もなしていない、必要のないものだと知り驚きました。それらのものが他国で製品・商品に生まれ変わり、体が疎外されていくことに、なっとくいきません。
本当に決めていくのは、私たちで、今、動かなければを痛感します。
(主婦 女性)
- 遺伝子組み換え植物は長年安全試験をくり返して市場に出しているものと思っていました。今日、この映画を見てびっくりしました。食の安全以外にも大変なことだと思う。
(無職 男性)
- 多様性の大事さがよくわかりました。アメリカの効率ばかりを求める姿勢が人類と他の生命をおびやかしています。本当の農業をやろうと思います。
(農業 男性)
2006.12.2
- 生命体にパテントは与えてはいけない。自然の恵みは地球人、動物全てのもの。(デビッド)
- まったくアメリカという国は軍事といい、なんてひどい事をするんだろうかと思う。それに対しどこもきちんと悪に対峙している。
(匿名)
- 中身が濃く、これからの農と食を考えるのに不可欠な作品
(松山)
- 理不尽なモンサント社の主張が黙認、容認されていく過程がおそろしい。食料輸入大国の日本にとっても他人事ではない。
(匿名)
- 自然界や生態系を狂わしてしまいそうで、とても怖くなってしまいました。なるべく加工食品や遺伝子組み換えされてそうな食品はとらないようにしなくちゃと心に誓ったのです
(ゆきじ)
- あんなすごい事実を突きつけられ、もっと多くの人に遺伝子組み換え植物の怖さを伝えなきゃ!って気持ちになりました。
(ちずる)
- 種の品種改良等で一代しか取れない(企業の論理)等、非常に考えさせる映画でした。
(ジョージ)
- なるほど・・・。遺伝子組み換え作物は種苗業者が始めたと思っておりましたが、農薬業者が発端だったのですね。ちょっと意外でした。遺伝子組み換え作物における今までの経緯や問題などが分かりやすい映画でした。これは他国で起きている問題ではなく、これから来るだろう自分達への警告のように感じました。(鍬と鎌)
- ・遺伝子組み換え作物の生物学的に見た怖さ、経済的に見た怖さ、その両方を見てください。そして、テキスト読んで日本の状況を認識してください。日本も遺伝子組み換え実験をしています。決めるのは、あなたです。
(池田)
http://preview.janjan.jp/index.php
ドキュメンタリーフイルム「The Future of Food」(デボラ・ガルシア監督・2004)は、現代の先進国農業、とりわけ遺伝子組み換えの問題を問う傑作である。グループ現代の協力を得て、日本有機農業研究会ほか製作委員会が日本語吹き替え版「食の未来―決めるのはあなた」を製作、DVDが版を重ね、各地で行われる上映会が好評を博している。
「食の未来」は、西洋近代の農業史を概観するところから始まる。ジャガイモの単一品種化のひきおこした19世紀アイルランドの飢饉、リンゴのさまざまな品種(20世紀初頭には7000品種)が栽培されなくなってしまったこと、化学肥料や農薬の弊害、農村社会の崩壊などなど‥‥こうして「工業化」されてしまった農業の最先端が「遺伝子組み換え作物」なのである。(ちなみに日本では、かつてのタイ米騒動の時も、コメの品種が少なくなっていることが、冷害による凶作を深刻化させた一因と言われる)
※この記事はJanJan編集部の承認の受けて掲載しています
『食の未来 ―決めるのはあなた』
http://movie.maeda-y.com/
2006.10.8
最近映画界では、『華氏911』(04年、アメリカ)や『ザ・コーポレーション』(04年、カナダ)など、社会問題を扱ったいわゆる「お勉強ドキュメンタリー」が人気だ。遺伝子組み換え作物など、最新の食糧問題を扱った『食の未来 ―決めるのはあなた』も、まさにその流れに属する作品。米国では2004年に単館系で公開され、世界最大の映画サイトIMDBの読者投票で、10点満点中8点平均(M・ムーアの『華氏911』よりも高い)を記録するなど、高い評価を得た。
内容は、遺伝子組み換え作物の安全性の問題点から始まり、大企業による小規模農家への搾取構造までも暴く。反撃の力を一切残さないその徹底ぶりは、まるで新手の奴隷制度だ。彼ら大企業が、世界中の在来品種を自社の種子に置き換えさせる傲慢さは、いまや地球の遺伝子資源を絶滅に追いやりつつある。食糧問題とは言うが、これを見ると、なんだかエイリアンによる地球侵略のように思えてくる。
本作は、そうした企業の横暴を実名で追及する大胆さも併せ持つ。情報のクオリティは高く、関連書籍を数冊読むくらい密度も濃いから、すぐに巻き戻せるDVD鑑賞に向いているかもしれない。
百聞は一見にしかずという通り、映像ならではの新発見も多い。たとえば、大規模集積型農業によって品種の多様化が失われている問題などは、本で読んでもなかなかピンとこないが、実際に映像で世界各地の様々な色、形のコーンを見れば一発でわかる。
そうした「マイナーコーン」を何十年も作りつづけているメキシコのある小さな農家を、カリフォルニア大の高名な研究者が尋ねる場面がある。農民は日焼けした顔で「アメリカの大企業が安く種子を売ってくれる品種より美味いから、昔ながらのコレを作ってるんだけど、あんまり儲からないよ」と笑う。朴訥とした、いかにも人の良い田舎のおじさんといったこの農民に対し、教授は「あなたがここでやっている事は、世界を救う事だ」と語りかける。在来品種の多くが失われてしまった現在、このおじさんのような昔気質の生産者こそが最後の希望だとわかる、感動的な場面だ。
『食の未来 ―決めるのはあなた』日本語版は、この優れたドキュメンタリーを、字幕ではなくフル日本語吹き替え版で製作した意欲作。吹き替え版は字幕版と比べ、作るのに手間がかかるが、情報量は限りなくオリジナルに近い。貴重なこの未来へのメッセージを、なるべく多くの人に見てほしいと、私は強く願っている。
ドキュメンタリー「食の未来」を見て
アメリカで製作されたドキュメンタリーフィルム「食の未来」の試写会に行ってきた。
アメリカの農業で起こっていること−こんなことが起きてていいのか!、倫理はどこに行ったんだ!・・・まさに衝撃的だった。
種子の特許を取り、世界中の農産物を手中に収めようとするアメリカ食品企業、それを許す政府の人事、研究者達の実体が、それに対抗する農民、研究者、消費者達の証言で明らかにされている。
私たちが、自分や家族の身を守るのに何ができるのだろうか・・ダマされないようにしっかり知るべき事は知っておくことがまず肝心。 このフィルムはそういった意味で、私たちが学んでおかねばならない実体を描く非常に良くできたフィルムだと強く感じた。
『食の未来』と日本の現状
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